市民後見人養成フォローアップ講座施設実習7日目

10月31日(火)、市民後見人養成フォローアップ講座施設実習の7日目は、特別養護老人ホーム第二稲穂園で、6名の方が学びました。第二稲穂園での実習は、本日が最終日になります。
職員の方から、高齢者施設の特徴や利用者さんとコミュニケーションを取る上で大切なことなどを教えてもらいました。また、第二稲穂園では、「おやつバイキング」という催しがあり、利用者のみなさんが、テーブルに並んだ様々な種類のおやつの中から、好きなおやつをご自分で選ばれて召し上がるそうです。意外なことに、たこ焼きや炭酸飲料なども人気があるそうです。
その後、食堂に移動して、利用者のみなさんとお話をしました。初めに、施設職員が、利用者さんに、「今日はいいお天気ですね。」と優しく声をかけられ、受講者のみなさんは、その様子を手本に笑顔を意識して、利用者のみなさんとの会話を楽しんでおられました。
帰り際に、若い受講者の手を握りしめ、名残惜しそうにしておられる利用者さんの姿が心に残りました。
次は、11月1日(水)、障害者支援施設三愛園で5名の方が実習を行う予定です。

こころ音(ね)の会 平成29年10月

10月28日(土)の昨日、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催しまし、本会職員も含め4名が参加しました。
現在抱えている悩みや家族との関わり方について意見交換をしました。認知症になった場合は薬を飲むことも大切だが、それだけでなく運動をして体を動かすことや家事などを行い脳を使う事も進行を遅らせる方法であるとの意見が出ました。
また、日々の日記をつけて本人の様子等を書き残していく事、本人の体調や言動等を確認し、変動等があれば各機関の相談窓口に相談して本人に合った環境を調整していくことが大切だと話し合いました。
こころ音(ね)の会は、認知症の方を介護しているご家族が集まり、お互いの体験や情報を交換しています。次回の開催は下記のとおりです。ぜひ、ご参加ください。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」
日時:11月25日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス

市民後見人養成フォローアップ講座施設実習6日目

10月27日(金)、市民後見人養成フォローアップ講座施設実習の6日目は、特別養護老人ホーム第二稲穂園で5名の方が学びました。第二稲穂園での実習は今回の実習の中で2回目になります。
初めに、職員の方から、高齢者施設の種類やその違い、第二稲穂園の施設について教えていただきました。
利用者さんとコミュニケーションを図る際には、「声かけ」が一番大切であり、常に、「尊敬の念をもって、敬語を使うこと」、「大きめの声でゆっくりと笑顔で話すこと」を心がけて利用者さんと接しておられるそうです。
その後、受講者の方々は、食堂で集われている利用者さんとお話しをしました。今回は、テーブルを数回移動したので、たくさんの利用者さんとふれあうことができました。
「子どもの頃は、おてんばだった」、「ここの食事は美味しい」、「本を読むことが好き」など、話が弾んでいました。
利用者のみなさんとコミュニケーションをとった後、受講者の方々は、それぞれの感想を出し合い、職員の方に質問をしました。
「ここで生活できて幸せです」と言われた利用者さんの言葉が、心に残りましたという感想もありました。また、成年後見制度についての具体的な質問も出ていました。
次は、10月31日(火)、本日実習を行った特別養護老人ホーム第二稲穂園で、6名の方が実習を行う予定です。

平成29年度 福岡県日常生活自立支援事業専門員研修会

10月27日(金)、福岡県社会福祉協議会が主催する日常生活自立支援事業専門員研修会に参加しました。
長崎県大村市社会福祉協議会 事務局次長 山下浩司さんから、「権利擁護と専門員業務の実際」について話を聞きました。相談者を、ストレングスを有する存在として捉え、その人らしい生き方や価値観を尊重すること。また、障がいを生きづらさとして捉え、丁寧に支援することが大切であることを共有したのちに、日常生活自立支援事業を展開する上での注意点や技術を学びました。専門員としてできることとできないことを整理して、関係機関で役割を分担し、チームでサポートすることの大切さを確認しました。
その後は、3つのグループに分かれ、専門員としての援助方針の見立てや関係機関との連携について、事例検討をとおして考えました。
提出した事例を、他の専門員から検討してもらい、聞き取りができていなかった部分や見落としていた視点などが確認でき、また、新たな課題を発見することができました。

市民後見人養成フォローアップ講座施設実習5日目

10月25日(水)、市民後見人養成フォローアップ講座施設実習の5日目は、障害者支援施設三愛園で5名の方が学びました。
本日も、パンフレットをもとに説明を受けた後、施設内の見学をしました。
前回は、利用者さんが入浴中だったため見学ができなかった浴室を、見せていただきました。車いすごと入浴できるチェアインバスという浴槽が設置されており、受講者の方々は、初めて見る浴槽に興味をもたれていました。
その後、食堂で利用者のみなさんとお話をしました。ちょうどお昼時で、昼食の良い香りが漂い、「今日のメニューは何でしょうね?好きなおかずは何ですか?」、「お腹すきましたね」と会話が弾みました。
次は、10月27日(金)、特別養護老人ホーム第二稲穂園で5名の方が実習を行います。

 

市民後見人養成フォローアップ講座施設実習4日目

10月24日(火)、市民後見人養成フォローアップ講座施設実習の4日目は、社会福祉法人山田学園で6 名の方が学びました。山田学園での実習は、今回の実習の中で2回目になります。
本日も、施設長さんから、施設について話を伺った後に施設内を見学させてもらいました。作業所では、タオルを折りたたむ作業、シャボン玉を袋に詰める作業、返礼品のお菓子を袋に詰める作業を行っておられ、みなさんが、手際よく、丁寧に作業をされていました。受講者の方々は、それぞれの作業のテーブルに分かれて、利用者さんに作業の手順を教わり、おしゃべりを楽しみながら一緒に作業しました。
実習前には、利用者の方との接し方に不安をお持ちの方もおられましたが、実習を終えると、「一緒に作業させていただき、職員さんの話を聞き、不安が消えました」という声が多く聞かれました。
明日は、障害者施設三愛園で5名の方が実習を行う予定です。

家族環境の変化から…

先日、あるケアマネージャーさんから、奥様に先立たれた一人暮らしの方の相談を受けました。お金の管理から様々な手続きなどの全てを奥様に任せていたために、何をどうしてよいかわからず、困っていらっしゃいました。郵便物を一つひとつ整理しながら、必要な手続きをサポートし、収支状況を確認しながら当面の生活に必要なお金を割り出しました。今後は地域の方々にも協力していただき、日頃の声かけや見守りなどをサポートしていただける体制を整え、地域の輪を広げていければと考えています。
生活する上での悩みや困りごとをお持ちの方だけでなく、誰かのために何かしたいとお考えの方、ぜひ、本会にご連絡ください。

出前講座 グーの会

10月18日(水)に、具嶋公民館で開催された、ふれあい・いきいきサロン グーの会に伺いました。18名の方が参加され、協議体の話をみなさん真剣に聞いてくださり、「今は大丈夫だけど、車に乗れなくなったらどうしようと思います。生活に本当に困る。」と一緒に考えてくださいました。

壁には、今までのサロン活動が紹介されており、この日はフラワーアレンジメントをされたそうです。「こうやって企画をしてくれるから、みんなで集まれている」とサロンの代表者の方に感謝されていることもお話しくださいました。
その他にオレオレ詐欺の話が出ました。 「我が子や孫が会社のお金を横領したと電話があったら、ご近所はもちろん親しい人にも隠して、助けたい一心で動いてしまうかも。」
「私は、高価なお茶を売られそうになったことがある。スーツ姿で名札を下げていると見た目で信用してしまう。」と話されました。私もみなさんの話の輪に入れてもらって、こういったサロンの場で情報を共有することが、予防に繋がることを実感することができました。温かい雰囲気でみなさんの笑顔が素敵なサロンでした。

市民後見人養成フォローアップ講座施設実習3日目

10月19日(木)は、市民後見人養成フォローアップ講座施設実習の3日目でした。障害者支援施設三愛園で6名の方が学び、施設の方から、概要や設備についてパンフレットをもとに説明を受けました。
その後、施設内と、併設されているディサービスセンター「サンライズ」を見学し、受講者のみなさんは、施設の広さに驚かれていました。
「とても広い施設なので、どこか違う空間にいるようなゆったりとした気持ちになるので、利用者のみなさんにとってもよい環境だと思います」と、話されていたのが印象的でした。
施設を見学した後、食堂で、利用者のみなさんとお話をしました。施設の方が、「利用者のみなさんは、人とお話をすることが大好きなので、笑顔でたくさんお話をしてください」とおっしゃってくださったので、受講者のみなさんは、広い食堂内のテーブルを移動しながら、7みなさんと笑顔で会話され、利用者さんもまた笑顔で、中には「また、来てね。」と名残惜しそうにおっしゃってくださる方もおられました。
次は、10月24日(火)、社会福祉法人山田学園で6名の方が実習を行う予定です。

炭鉱にまつわるエピソード募集しています

毎月発行している広報紙えがおの中に、「炭鉱の記憶」というコーナーがあります。

炭鉱にまつわる話を伺い、写真と共に掲載して、みなさんにお伝えしています。特に人気のコーナーで、「写真の場所に行きたいので、詳しく道を教えてほしい」「過去に掲載された記事が見たいので、広報紙のバックナンバーをください」など嬉しい声が寄せられています。
炭鉱のエピソードをお持ちの方やご家族やお知り合いお方で、お話ししてくださる方がおられましたら、ぜひご紹介ください。よろしくお願いいたします(^_^)♪