冬場の脱水症状にご用心!

今年はコロナウイルスの影響で、マスクを着用して過ごす日が例年より多くなりました。マスクを長時間していると呼吸で口周りが湿り、喉の渇きに気づきにくくなるということで、特に撥水性の強い市販マスクの使用時は注意が必要です。
脱水症状は夏に限ったものではありません。マスクが手放せない状況の中、これまで以上に意識してこまめな水分補給を心がけたいと思います。

成年後見制度利用促進実践研修会

12月9日(水)、クローバープラザで開催された令和2年度成年後見制度利用促進実践研修会に参加しました。
研修会では、成年後見センター・リーガルサポート赤坂協同司法書士事務所の藤江美保さんから、意思決定支援や金銭管理、死後事務について話を聞きました。権利擁護とは、ご本人の意思決定を支援するものであり、価値観や宗教観、思考などによってそれぞれ違うため、意思表示をできない方のケースの場合は特に、関係者としっかり話し合うことが大切であると学びました。
グループワークでは、3つのテーマごとに後見活動の中で感じている悩みや判断に迷う場面などを共有をしました。たくさんの事例を聞きながら、「もし自分だったらどうしただろう」と考えさせられることもたくさんありました。

ふれあい・いきいきサロン グーの会

グーの会の方から「寄せ植えをするから、おいで」とお声をかけてもらい、参加しました。
訪問すると、葉牡丹やパンジーなど色とりどりのお花を植えられており、「黄色がいいかな」「赤を入れたいね」などと会話も弾んでいました。今日参加できなかった方には、寄せ植えを届けるそうです。お昼は10月桜を鑑賞しながら、外でお弁当を広げ、楽しい食事になりました。
今年は、4月から6月までコロナの影響で開催できませんでしたが、今年最後のサロンがみんなで出来て良かったねと話され、来年もみんなで元気に会いましょうと声をかけられていました。

食料支援について考える

本会では、生活に窮し食べるものもないという方の今日を支えるため、フードバンク事業を行なっています。先日、ある機関から事業内容についての問い合わせを受けました。食品ロス対策について調べるなかでこの事業を知ったそうです。事業を始めるきっかけとなったAさんとの出会いや寄付の受付に関する取り決め、賞味期限の管理方法などを説明しました。
最初は、お米しかありませんでしたが、今は社会福祉法人などの協力により、レトルトや麺類なども充実しています。相談者の困りごとに応じて、日用品や赤ちゃんの紙おむつなども準備しています。
フードバンクは、次の手立てにつなぐまでの応急的手段として有効性を感じており、フードバンク事業と食品ロス対策が、うまく合致すればと考える一方で、保管方法や賞味期限の管理、提供の必要がある人への受け渡し方法など、考えなければならない課題もたくさんあり、簡単にはいかないなと思いました。

にじいろのベンチ

先日稲築東校区を訪れた際に、40周年記念公園という場所があることを知り、休日を利用して散歩に訪れてみました。公園の敷地内の高台の上に慰霊碑があるのですが、かつて山野炭鉱で起きた事故による犠牲者を悼むものだそうです。
周りには色とりどりの花が植えられた花壇と、慰霊碑と向き合うように虹色のベンチが設置されており、快晴も相まって心が温かくなりました。
炭鉱の歴史をほんの少し垣間見ることができ、また一つ嘉麻市のことを知るきっかけになりました。

稲築福祉推進員定例会

12月6日(日)、稲築地区公民館にて稲築地区福祉推進員定例会を開催し18名が参加しました。
会議の中では、ふれあい・いきいきサロンを再開した地区のみなさんに開催方法や気をつけていること等を共有してもらい、今後再開を考えているみなさんと意見交換をしました。
また、12月、1月に開催予定のブロック別懇談会の日程決めを行ったため、懇談会ではその地域ごとの取り組みや課題についてみなさんと話し合いたいと思います。

ひきこもり家族の集いを開催

先日、ひきこもり家族の集いを開催し、3名が参加しました。今回、保健師に参加してもらい、家族から今までの経過を伺いました。
家族から、育て方が間違っていたのかと自分を責めたことや両親亡き後の子どもの生活への不安を抱えていると話がありました。保健師は家族の健康が大事と話され、家族もほっとされた様子でした。今後も、定期的に保健師にも参加してもらいたいと思います。
寄ってこハウスで、毎月第3木曜日の13時30分から、ひきこもり家族の集いを開催しています。ひきこもりで悩んでいるご本人やご家族で、参加をご希望の方はかまひきこもり相談支援センター(0948-43-3511)までご連絡ください。

一人で悩まず

かま自立相談支援センターのB相談員は、Aさんから、悩んでいることや今後の生活に関する希望、ご家族への思いなどについて相談を受けました。そのなかで、Aさんの精神状態が不安定なことが気になり、希望に沿うままに支援の方向性を考えるだけで良いのか悩んでいました。
そこで、他の相談員を交えて、Aさんの支援の方向性についてあらゆる可能性を考え、まずは関係機関を介して、Aさんの最近の様子や生活状況を探った上で、支援の見通しを立てていくことにしました。
直接相談を受けた相談員にしか感じられないAさんの視線や話し方、雰囲気から感じたことを話します。その内容を聞きながら、B相談員の考え方や思いに対して、感じたことや考え方を伝えます。話し合うことで、見えなかった課題や何から始めたら良いのかを、見いだすことができました。

師走

12月になり、2020年もいよいよ残り1か月を切りました。
12月といえば師走ですが、一説によるとその由来は忙しさに師が走り回るというところからきているそうです。
年末は、1年の締めくくりや新年の準備をしたりと何かと忙しい時期になりますので、非常に的を射ている表現ではないでしょうか。
残り数週間、年の瀬に慌てて息切れしてしまわないよう、公私共々やるべきことを整理してなるべく来年に持ち越さないようにしたいと思います。

12月心配ごと相談のご案内

12月の心配ごと相談は、以下の日程で開催します。
2名の相談員が、地域のみなさんが抱える生活上の悩みや困りごとの相談に応じます。
事前予約の必要はありません。
先に相談されている方がいらっしゃる場合、お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。相談は無料です。

開催日時
12月9日(水)13:00〜15:00
12月23日(水)13:00〜15:00

※開催場所については、いずれも稲築地区公民館です。