本会は、厚生労働大臣の許可を得て、平成28年に無料職業紹介所を開設しました。有効期間は5年で、更新手続きが必要となるため、職業紹介責任者講習で制度の説明や職業安定法、関係法令及び具体的な事業運営について学びました。
本会の無料職業紹介所は、かま自立相談支援センターで相談をお受けした、就職を希望する方と求人者をつなぎ、雇用のあっせんをおこなっています。この5年間で、法改正も行われているため、法律に沿った運営ができているか見直し、今後の業務にいかしていきたいと思います。
令和
今日、過去のカレンダーを確認する機会があり、以前は12月23日が天皇誕生日で祝日だったことをふと思い出しました。
元号が変わったのがつい最近のように感じますが、令和も間もなく3年目を迎えることを考えると、確実に時間が経過していると感じます。
今年も残り少なくなりましたが、自分なりに目標を持って日々を過ごしていきたいと思います。
嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」12月
先日開催した嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」に、認知症の母親を介護されているAさんが初めて参加されました。
Aさんは、3年間母親の介護を続けていますが、最初は、おむつの替え方や車椅子への移乗方法などがわかりませんでした。誰かに尋ねることもできなかったため、母親の通院の際に、看護師や介護士が簡単に介助をする様子を見て、日頃の介護に活かしていたそうです。
Aさんの話を聞いて、介護をしていく上では様々な苦労や悩みがあることを実感しました。まずは、そのような悩みを抱えて介護をしている方々に出会い、つながっていけるようにしたいと思います。
嘉麻い隊うすい⑨
12月18日(金)、笹原公民館で嘉麻い隊うすいを開催し、7名が参加しました。
初めて参加された方がおられたため、協議体について説明した後、前回までを振り返りました。
笹原行政区ではコロナウイルス感染症が怖くて、サロンなどで集まりたくても集まることができず、地域の交流する機会が減ったと感じているとのことでした。ラジオ体操を通して地域の見守りを行っている他の校区の取り組みを紹介したところ、音楽を流すことで周囲にアピールしながら、集まれる方からやってみようとの意見が出ました。今後も地域の交流の場づくりや地域の見守りについて考えていくことになりました。
かま自立相談支援センター
かま自立相談支援センターでは、生活に窮する方々の相談をお受けしています。生活上の悩みや経済的な困りごとなどについて、相談支援員が一緒に課題を整理し、どうしたらいいか考え、解決に向けてサポートしていきます。
・病気になりこれからの生活が心配・仕事をしたいけど働けるか不安。仕事がなかなか決まらない。・家計のやりくりができず、公共料金などが支払えない・借金があって生活が苦しい。収入がないので家賃が払えない。・悩みがあるが相談先が分からない。・子どもがひきこもっている。自分も高齢で、将来が不安。など、生活上のさまざまな悩みを抱える方は、一人で悩まずに、まずはセンターにご相談ください。電話での相談は、24時間365日対応しています。
TEL 0948-43-4751(直通)かま自立相談支援センター
なつきちゃんにし⑨
12月17日(木)、なつきちゃんにしを稲築地区公民館で開催し、4名が参加しました。
地域での活動や見守りの仕組みづくりについて話し合う中で、各地域の方に関心を持ってもらい参加してもらうことが重要である一方、目的や役割を明確にしなければ参加を促すのは難しいという課題が見え、まずは地域のいいところや困りごとを話す場から始め、徐々にステップアップしていくとよいのでは等の意見が出ました。
また、地域で実際に活動されている方に話をしてもらう等の意見も出ており、そういった方に声をかけ参加を呼び掛けることから始めることになりました。

なつきちゃんひがし⑨
12月17日(木)、枝坂公民館でなつきちゃんひがしを開催しました。
1月の協議体の際に、みなさんから多世代が交流できる場をつくりたいとの意見が出たため、「みんなで明るく、楽しく、健康で暮らせる地域づくり」を目標に、話し合いをしました。
目標を達成するためには、まず何が課題であるか、何を解決していけばよいか意見を出してもらいました。みなさんそれぞれ、環境問題や子どもとの交流などを課題と感じており、また、地域のそのような問題に関して、興味を示す人が少ないことも課題ではないかとの声があがりました。
今後は、地域のみなさんで集まり、課題を共有し、目標達成に向けた話し合いをする場を設けることについて検討することになりました。

ひきこもり家族の集い
寄ってこハウスで、ひきこもり家族の集いを開催しました。
家族からは体調や親亡き後の子どもの将来への不安な気持ちを話があり、家族の思いを共有出来る場が必要だと思いました。
今回、保健師に参加してもらい、健康診断の大事さの話がありました。また、定期的に参加してもらう予定です。
今日で年内最後になり、年明けは1月14日から開催する予定です。来年も元気にお会いする約束をしました。
本会では、ひきこもりで悩んでいるご本人やご家族の方の相談を受けつけています。一人で悩まず、かまひきこもり相談支援センター(0948-43-3511)までご連絡ください。
記録の大切さ
日々、生活に関する相談をお受けし、その方の目標に向かって課題を解決できるよう支援しています。なかには複合的な課題を抱えた方も多くおられ、先日、Aさんの支援に携わる関係機関で、支援内容を共有する会議が行われました。忙しさにかまけて、記録の整理が不十分だったため、聞き取った記憶はあるもののどこに書き留めたかわからず、記録の大切さを痛感しました。限られた時間で、要点をわかりやすく記録するには、日々の積み重ね以外にはないと感じた瞬間でした。

