台風18号 大分県災害ボランティア情報

先週末の台風18号に伴う大雨によって、大分県では広い範囲で土砂災害が発生しました。佐伯市、臼杵市、津久見市では、災害ボランティアセンターが開設されています。
家具の運び出しや室内の泥出しを中心とした活動が求められていますが、スコップなどの資材が不足しているようですので、お持ちの方はご持参ください。
嘉麻市からボランティアに行かれる方は、事前に本会でボランティア保険への加入手続きをお願いします。やむをえず現地で加入する場合は、350円が必要となりますので、あらかじめお釣りのないようご準備ください。
ボランティアの受付時間はいずれも9時からとなっております。高速道路料金の減免措置も開始されています。詳細については大分県やそれぞれの社会福祉協議会ホームページ、フェイスブックでご確認ください。
活動に行かれる際には、長袖、長ズボン、厚手のゴム手袋、長靴、防塵マスク、昼食、飲料水などをご持参の上、くれぐれも体調に気をつけて、怪我のないように活動してください。みなさまのご協力をお願いします。

台風18号が接近しています

台風18号が接近しており、明日の午前中には嘉麻市も暴風警戒域に入ると予測されています。今回の台風は非常に大型で、長時間の暴風雨に注意が必要です。
嘉麻市役所のホームページを確認すると本日15時から、下記の自主避難所が開設されています。
避難される方は、戸締りの上、安全に移動できる明るいうちに、食料や毛布、お薬など身の回りに必要な物を持参して下さい。
【稲築地区】なつき文化ホール 、稲築保健センター、ふるさと交流館「なつきの湯」
【碓井地区】碓井住民センター、うすい人権センターあかつき
【山田地区】山田市民センター 、上山田住民ホール、下山田小学校 白馬ホール、山田地区公民館熊ヶ畑分館(憩いの家白雲荘)
【嘉穂地区】嘉穂総合体育館、下牛隈公民館、はせ一里館、嘉穂地区公民館千手別館、嘉穂地区公民館宮野分館、嘉穂地区公民館足白分館

かまボランティア市民活動センター
0948-42-0751

嘉麻い隊うすい⑥

9月8日(金)、碓井地区公民館にて第6回協議体「嘉麻い隊うすい」を開催し、16名が参加しました。

9月26日(火)に開催する全体会にむけて作成した資料をもとに、みなさんで内容を確認し、意見交換を行いました。
上臼井東地区の活動に、みなさんが「こんなふうになったらいいな」と思う地域づくりのヒントがたくさんあり、参考にしたいという意見が多くでました。そこで、碓井地区全体に広めていくためには、みなさんに知ってもらいたく、そのためにはどうしたら良いのかも考えました。
同じ碓井地区でも、それぞれの行政区で地形や住んでいる方の年齢層、困りごとや課題などが違うことから、その地区に合った助け合いの仕組みづくりを考える必要があるが、まずはその地域の方に協議体で話しあっている内容や出た意見を知ってもらうため、メンバーから発信していこうということになりました。
全体会は、9月26日(火)稲築地区公民館にて13時30分から開催します。
また、碓井地区の次回の協議体は10月13日(金)人権啓発センターあかつきにて13時30分から開催します。
どなたでも参加できます。みなさんのお越しをお待ちしています。

平成29年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(2日目)

9月6日(水)、平成29年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(2日目)を受講しました。

午前中は本会事務局長の木山が、生活支援コーディネーターの独自の視点や役割ついて話しました。車の運転を例に、支援者は焦らずに相談者と適切な距離を保ちながら、タイミングをみて情報を提供し、相談者の自己決定支援すること。また、制度的サービスと非制度的サービスの活動をよくする役割や個別支援と地域アプローチを一体的に捉えて進めていくことがが大切だという事を学びました。

午後からはうきは市 第一層地域支え合い推進員中川さんより、高齢者にかかる地域アセスメントの手法について説明がありました。アセスメントとは地域の特性、生活支援のニーズ、社会資源をそれぞれ把握し、その情報を単に集めるのではなく、咀嚼しながら関連付けたり、整理しながらまとめていく事であり、そのまとめた情報を地域の方へわかりやすい言葉でフィードバックしていくことが重要であると教わりました。

次に、さわやか福祉財団の阿部さんよりサービスの開発方法についての説明がありました。サービスを開発する事をイメージしたグループワークを行い、KJ法を用いてグループでそれぞれあったらいいなと思う人・物・情報を話し合いました。全体の集計を取り発表した後、協議体の進め方や参加者へのかかわり方など学び、本日の研修は終わりました。
二日にわたり、生活支援コーディネーターについて学びました。今後地域に伺うときは、研修で学んだことを生かし、相談の一つひとつに真摯に向き合いたいと思います。

平成29年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(1日目)

9月1日(金)、平成29年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(1日目)を受講しました。

午前中は、福岡市社会福祉協議会 藤田博久さんより、生活支援コーディネーターと協議体について説明がありました。高齢化と少子化が進んでいく中で処方箋の一つとして介護予防を視野に入れた地域包括ケアシステムの構築があり、介護保険における個別支援とは異なる地域づくりの視点や地域の福祉力を高めるようなアプロ―チが求められると学びました。
午後からは福岡市や福津市と共に本会職員が、生活支援コーディネーターとしての活動状況を報告した後、福岡県福津市役所 いきいき健康課 朝長弘美さんより、生活支援コーディネーターと協議体に期待される役割と機能について説明がありました。職種関係なく地域に住む方々が集まって話し合える場をもつのが協議体の役割であり、安心して暮らせる地域づくりを自分達で進めていき、住んでいる方々の尊厳が守られる地域にしていくのが協議体の機能であると教わりました。
最後に社会福祉法人 ふくおか福祉サービス協会 地域包括支援部 野瀬寿さんより、高齢者の生活支援のニーズと生活支援サービスについての話がありました。ニーズについては加齢に伴う体力の低下等から掃除や料理等をしてほしいことや、サービスについては包括的な提供の仕方や単品の提供の仕方もあるとのことでした。またニーズにこたえるためには情報が高齢者に漏らさず届く環境整備や巡回訪問などの安心確保そのものをサービスとして提供することが必要であるそうです。
この研修は2日目もあるので、本日と同様にしっかりと学んでいきたいと思います。

こころ音(ね)の会 平成29年8月

8月27日、「こころ音(ね)の会」のメンバー5名と、今後のことを考えた地域資源の情報収集と選択肢の幅を広げる目的で、嘉麻市馬見にある社会福祉法人ひまわり会の見学に行きました。
初めに、相談員の方からそれぞれの施設の特徴(特別養護老人ホーム、地域密着型特別養護老人ホーム、介護老人保健施設)や施設入所した際の金額等について説明をうけた後、施設内を見学をしました。
見学を終えたあと、参加された方は「嘉麻市にこのような施設があることをめて知りました。今後の参考にしたいと思います」と、話されていました。
次回の開催は下記のとおりです。ぜひ、ご参加ください。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」
日時:9月23日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス
認知症の方を介護しているご家族が集まり、お互いの体験や情報を交換しています。

第25回 かほ「夢運」ハイク

 8月26日(土)、嘉穂町レクリエーション研究会主催の「かほ夢運ハイク」の20kmコースに参加しました。

子どもから大人まで、幅広い年齢層の方が参加されており、ウォーキング中はみんなでおしゃべりやしりとりをしながら、それぞれに楽しんでいらっしゃいました。

辺りが暗くなると懐中電灯で照らしながら、歩きました。休憩ポイントでは、梨やトマト、水などが用意されていて、休憩しながらなんとか、ゴールまで無事にたどり着けました。
地域住民の方々からの「頑張ってください」「もうひと踏ん張りですよ」との励ましの言葉に勇気づけられました。完歩証をいただき、良い思い出ができました。また、会場に用意されていた豚汁もいただき、心と体が温かりました(^-^)

東峰村災害支援44日目

8月24日(木)、本会職員4名で宝珠山の東峰村災害ボランティアセンターに伺い、ローラー調査を行いました。
訪問先では、ボランティアさんに対する感謝の言葉や訪問したこちらの体調を心配した言葉をいただき、住民の方々の優しさに触れ、あたたかな気持ちになりました。
また、「家の裏の竹が伸びてきているから切ってほしいけど、どこに頼めばいいかわからない」「腕を怪我しているから、土のうを別の場所に移動するのを手伝ってほしい」など、新たなニーズを抱えている方もおられ、改めて完了確認やローラー調査の重要性を学びました。
中には、「この災害は私への天が与えた試練だと思っています。だから、私は頑張らないといけない」と、ご自身を責めながらも、必死に前に進もうとされている方がいらっしゃいました。お一人おひとりの気持ちに寄り添うことの大切さを学ばせていただいた出会いでした。

8月25日(金)は41名のボランティアさんを募集しています。詳しくは、東峰村災害ボランティアセンターのホームページやFacebookをご覧ください。

市民後見人養成講座8日目

8月22日(火)、第5期嘉麻市市民後見人養成講座8日目を開催しました。
はじめに、かま権利擁護センター木山センター長が講師を務め、市民後見人概論をテーマに話しました。

日本は将来、75歳を迎える人が700万人になり、一人暮らしでかつ認知症ある方が増えていくと推測されています。その中で市民後見人は、地域で権利擁護できる役割を担っていることや高齢者だけでなく、地域の中にある困りごとを感じ、総合的な見立てやコーディネートができる人材として期待されていると話しました。
今後は専門職後見人の補完という立場ではなく、新たな地域福祉のリーダーとしての活動が求められ、広い知識と技術の習得、自己覚知をしていかなければいけないことを学びました。
 次に嘉麻市高齢者介護課高齢者相談支援センターの上村美智子係長より、嘉麻市の高齢者支援の仕組みについて説明してもらいました。
嘉麻市の人口は減っているが、単身者世帯や高齢者夫婦のみの世帯の増加とともに高齢化率も上昇しており、それに伴って認知症関連の相談件数が増加しているそうです。嘉麻市には、認知症地域支援推進員や在宅医療推進事業コーディネーターといった専門職の配置に加えて、それぞれの地区で介護保険相談窓口を設けているとのことでした。また、地域ケア会議や認知症カフェの普及、認知症サポーター養成講座の推進をしているとの話があり、嘉麻市の福祉政策について理解を深めることができました。

嘉麻い隊うすい⑤

8月18日、上臼井公民館にて第5回協議体「嘉麻い隊うすい」を開催し、19名が参加しました。
今までの振り返りをした後、上臼井東自主防災会の山根会長から、自主防災組織について話していただきました。
 上臼井東には琴平山があり、20年以上前から地滑りが発生する危険性が高い地域です。台風や大雨などの時には、上臼井東公民館に集合し、要支援者の状況確認や避難誘導を行います。平常時でも一人暮らし高齢者に声をかけ、草取りなどの困りごとの手伝いをされているとのことでした。
山根さんの「自分達の住む地域は、先輩達が頑張ってくれたからここまできた。その人たちへの恩返しがしたい。この思いが自主防災組織にもつながっている。これからは僕らが頑張る番だが、同時にこの活動を若い人たちにも引き継いでもらい、もっと発展させていきたい」との思いに、みなさんも大きくうなづかれていました。
次回の協議体は9月8日(金)碓井公民館にて10時00分~開催します。協議体はどなたでも参加できます。みなさんのお越しをお待ちしています。