市民後見人フォローアップ講座2日目

9月25日(月)、市民後見人フォローアップ養成講座を開催し、本会職員を含む20名が参加しました。NPO法人ちくほう共学舎「虫の家」事務局長 髙石伸人さんから「支援とは」をテーマに、スライドで写真を見ながら、「虫の家」を開設するまでのことや現在の活動について話を伺いました。「支援のかたち」の話では、誰かに助けを求められたとき、その呼びかけによって、支える側は力を引き出してもらっており、支える側こそ助けられているのだと教えていただきました。
また、「障がいをもつ人たちの世界」では、私たちは他人の行動や言動が理解できないと苛立ちを覚えることがあるけれど、分からないのはきっと私たちに理解できないほどに素敵な世界観をお持ちだからなのだ。そして、分からないから素敵なんだと思うことができました。

最後に、人はそこにいるだけで尊く、「ただ、そこにてくれてありがとう」という福祉の視点について話されました。髙石さんの言葉に、みなさん頷かれ、とても温かい雰囲気で講義が終了しました。

かま福祉ネットワーク会議

先週の金曜日(9月22日)、稲築住民センター2階会議室でかま福祉ネットワーク会議を開催し、市内の12社会福祉法人17施設から、26名の職員が参加しました。

今年から集めた会費を使うのに想定されるケースや各施設に設置した総合相談を受けつける際の相談シートについて、原案をもとにみなさんで意見を出し合いました。
次に、5つの中学校区で開催している協議体の中で、地域には解決できない課題がある事を伝え、協議体への参加と協力を呼びかけました。また、朝倉市のボランティア活動状況に触れ、ネットワーク委員会として協力ができないか提案し、了解が得られました。
本委員会では、社会福祉法人のネットワークを生かしながら、自分たちにできることから、一つずつ実施していこうと考えています。まずは、今回話し合った内容をもとに、活動の準備を始めます。

出前講座

9月20日(火)、上山田住民ホールで開催された女性学級で出前講座を行い、12名の方が参加されました。
1つ目は、エンディンノートの役割や内容についてお話した後に、表を使ってご自分の相続人になる方や相続分を確認しました。「過去を振り返って書くのも楽しそうやね」、「土地を均等に分けるのは難しいから、遺言書も書いてたほうがいいね」など、ご家族やお世話になった方を思いながら、楽しく学ぶことができました。
2つ目は、山田地区協議体の取り組みについて話しました。協議体では、みなさんの生活の中にある不安なことや困りごとを、地域の課題として捉え、5年後、10年後も安心して生活するために話し合い、自分たちにできることを考えていることやどなたでも参加できることを伝えました。「そんな内容だったら、私も自分のことを話したいので参加します」と言ってくださり、とても心強く思いました。また、10月10日に開催するお試し移動販売を紹介すると、「ぜひ、やってほしい!」との声をたくさんいただきました。

嘉麻市社協では、地域に出向いて、いろいろなお話をする出前講座を実施しています。お気軽にお声かけ下さい(^^)

市民後見人養成フォローアップ講座1日目

市民後見人養成講座基礎編が終了し、本日よりフォローアップ講座を開講しました。開講の挨拶後、カリキュラムの概略や注意事項について説明しました。その後、松尾弁護士から実際に後見人としての仕事を進める上で「必要な法律の知識について」をテーマに話してもらいました。わかりやすい例を挙げて、図示しながら、相続する上での問題点や具体的に発生しているトラブルを、事例を通じて学ぶことができました。基礎編で学んだことを受講者が理解しているか、確認しながら進めてもらい、記憶が強化され、とても勉強になりました。

漆生中央行政区 敬老会


9月18日、敬老の日の今日は、天候にも恵まれ、各地区の公民館等で敬老会が開催されました。
漆生中央公民館では、午前10時から20名を超える方が集まり、映写会が行われました。
本会から、プロジェクターとDVDを貸し出し、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」を上映しました。時折笑い声が上がり、和やかな雰囲気で、その後の食事会でも、思い出話に花が咲き、みなさん笑顔が溢れていました。
参加された方は、「年に一度のこのイベントでしか会えない人もいるので、話が弾み楽しい」と喜ばれていました。
みなさんの長寿を一緒にお祝いできて、こちらも嬉くなりました。

市民後見人養成講座最終日

9月12日(火)、市民後見人養成講座11回目を開催しました。本講座の最終日となる今日は、かま権利擁護センター木山センター長が講師を務めました。
初めに、グループに分かれて、それぞれのメンバーの印象を発表し合いました。自分の印象と他人の印象を聞き比べることにより、改めて自分を見つめ直すことができました。
その後、ひとつの事例を成年後見人としての立場で、意見を出し合い、最終的にグループごとの判断をまとめて、発表しました。
和やかな雰囲気の中、活発な意見が出されていました。

閉校式では、嘉麻市高齢者介護課、坪根課長補佐からご挨拶をいただいた後、7名の受講者おひとりおひとりに、本会の村上会長から修了証が授与されました。


来週からは、フォローアップ講座を開講します。成年後見制度の理解をより深めたり、施設実習も行います。
ぜひ、フォローアップ講座も受講していただき、市民支援員としてご活躍いただきたいと思っています。

市民後見人養成講座10回目

9月5日(火)、第10回市民後見人養成講座を開催しました。

1コマ目は、福岡家庭裁判所 飯塚支部 裁判所書記官 永川美どりさんから、家庭裁判所の役割について話していただきました。成年後見制度を取り巻く動向や法律、家庭裁判所の役割をわかりやすく説明してくださいました。また、市民後見人には、被後見人と同じ目線・感覚で寄り添うことや地域との繋がりを活用し、被後見人を支えることが期待されていることを学びました。
2コマ目は、岩城法律事務所 岩城和代弁護士から、後見人の心得について話していただきました。判断能力が不十分な方に対し、人としての尊厳を忘れないことや支援者の常識を押し付けないことの大切さを学びました。
3ヶ月に渡って学んできた基礎講座も、いよいよ残り1日となりました。今後は、基礎講座を終えた方を対象にしたフォローアップ講座を行います。日程が決まりましたらお知らせいたしますので、宜しくお願いします。

市民後見人養成講座9日目

8月29日(火)、第5期 市民後見人養成講座9日目を開催しました。

 
松尾・足立法律事務所 松尾弁護士から、後見申し立てから終了までに必要となる事務手続きについて話を伺いました。また、身上監護、財産管理など後見業務の実際については、ご自身の後見活動の業務経験から分かりやすく話してくださいました。
事務手続きでは、後見開始申立書を実際に見ながら、添付書類などについて説明してもらい、「添付書類を集めるのが大変ですね」と受講者から声があがっていました。
身上監護については、介護などの実際の手伝いを想像される方も多いそうですが、基本的には、本人の生活に必要な医療サービス、福祉サービスに関する契約締結などの法律行為のことであると学びました。

 また、後見人に就任して、まずしなければならない財産調査や財産目録の作成、預金口座の変更や整理や郵便物の転送依頼など、具体的に話を伺いました。
ご本人の判断能力を補い、安心して生活していくための制度であるという目的についても、再度確認しました。

こころ音(ね)の会 平成29年8月

8月27日、「こころ音(ね)の会」のメンバー5名と、今後のことを考えた地域資源の情報収集と選択肢の幅を広げる目的で、嘉麻市馬見にある社会福祉法人ひまわり会の見学に行きました。
初めに、相談員の方からそれぞれの施設の特徴(特別養護老人ホーム、地域密着型特別養護老人ホーム、介護老人保健施設)や施設入所した際の金額等について説明をうけた後、施設内を見学をしました。
見学を終えたあと、参加された方は「嘉麻市にこのような施設があることをめて知りました。今後の参考にしたいと思います」と、話されていました。
次回の開催は下記のとおりです。ぜひ、ご参加ください。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」
日時:9月23日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス
認知症の方を介護しているご家族が集まり、お互いの体験や情報を交換しています。

第25回 かほ「夢運」ハイク

 8月26日(土)、嘉穂町レクリエーション研究会主催の「かほ夢運ハイク」の20kmコースに参加しました。

子どもから大人まで、幅広い年齢層の方が参加されており、ウォーキング中はみんなでおしゃべりやしりとりをしながら、それぞれに楽しんでいらっしゃいました。

辺りが暗くなると懐中電灯で照らしながら、歩きました。休憩ポイントでは、梨やトマト、水などが用意されていて、休憩しながらなんとか、ゴールまで無事にたどり着けました。
地域住民の方々からの「頑張ってください」「もうひと踏ん張りですよ」との励ましの言葉に勇気づけられました。完歩証をいただき、良い思い出ができました。また、会場に用意されていた豚汁もいただき、心と体が温かりました(^-^)