寄り添うとは

1ヶ月以上前に、負債があり生活が苦しいと相談に来たAさん。課題を整理した上で、分割での借金返済や支出の見直しなど、Aさんの生活を維持しながら、お金を借りず解決できる方法を提案しましたが、Aさんが納得できる方法ではなく、連絡のつかない日々が続いていました。
そのAさんが、疲弊した様子で来所されました。金策に奔走したそうですがうまくいかず、途方にくれたそうです。Aさんがどんな1ヶ月を過ごし、どんな思いで訪ねてきてくれたのか、想像することしかできませんでした。
私たちは、相談者の話を聞くなかで、課題を明らかにするために、時には言いづらいことも言葉にしなければならないことがあります。相談者の言う通りに動くことが、受容することではないと感じた相談でした。

役員会を開催

11月19日、かま福祉ネットワーク委員会の役員会を開催しました。
委員会の役割や目指す地域づくりについて整理した後、来年度の会の進め方について話し合いました。
堅苦しい雰囲気ではなく、自由に意見を言い合えるように座席を工夫したり、会費の設定額を見直すなど様々な意見が出ました。1月に開催する委員会で、方向性を明らかにしていきたいと思います。

嘉穂ますます会⑦

11月18日(月)第7回協議体「嘉穂ますます会」を夢サイトかほで開催し、9名が参加しました。
 今回、初めて参加された方がいたので、協議体について説明した後、今までの振り返りと全体会の報告をしました。また、第1層協議体と第2層の協議体の役割について説明し、今後の進め方について話し合いました。
高齢者相談支援センターから、デマンド運行型バスが1月初旬から嘉穂地域で施行運行が開始する予定で、12月17日(火)に説明会が開催されると話がありました。また、行政区や隣組、ふれあいいきいきサロンなどで依頼があれば出前講座も実施されるとのことでした。メンバーの一人から、事前登録制なので、家族で登録したいとの意見がでました。
今後は、デマンド運行型バスを利用した方の話を聞いて、意見を取りまとめていくことになりました。

(次回のお知らせ)
日時12月16日(月)13:30~
場所:千手いこいの家
どなたでも参加できます。お気軽にお越しください。

朝の冷え込み

ここ数日間は、朝の冷え込みが厳しくなり、つい肩に力が入り、背中を丸めて歩いてしまいます。今朝は、近所の田畑に霜が降り、朝日が当たった草が輝いていました。

Aさんに「今日も霜がすごいですね」と声をかけると、先週末に初霜が降りて以降、毎日見ているそうです。
寒さは好きではありませんが、澄んだ空気とキラキラした草花が見られるのは、この時期ならではかもしれませんね。

嘉麻い隊うすい⑦

11月15日(金)、飯田公民館で嘉麻い隊うすいを開催し、8名が参加しました。 
はじめに、全体会の5つの協議体の発表と嬉野市のごましお健康くらぶ事業について報告しました。また、第1層協議体と第2層協議体(嘉麻い隊うすいが位置づけられている)の役割について、メンバーのみなさんと確認しました。
メンバーから、バスの到着時刻と出発時刻の間が10分しかなく、お店の開店前に出発するので買い物をすることができないと話がありました。誰が、いつ、どこで、どんなふうに、困っているのかを具体的にわかれば解決方法をみんなで考えることができるかもしれないとの意見が出ました。
 飯田行政区にあるNPO法人が、資源ごみの回収を行う仕組みを区長や区民の方々と話し合いを進めているそうです。坂がある、遠いなどの理由から指定された場所まで持って行くことが難しい人たちがいるかもしれないとの声が聞かれ、場所については打ち合わせを重ねながら決めていくとのことでした。
<次回>
12月20日(金)13:30~
昭嘉公民館
どなたでも参加できます。

在宅介護者の集い「こころ」定例会 2019年11月

11月14日(木)、山田ふれあいハウスで在宅介護者の集い「こころ」定例会を開催し7名が参加されました。
3ヶ月ぶりに参加したAさんに話を聞くと、心臓が悪く、ずっと入退院を繰り返していたとのことでした。昨年、長年介護をしていた奥さんを亡くしてからは、一人暮らしをしていて、今年に入ってから体調を崩しがちになったそうです。奥さんの介護をしていた時は、自分が病気になるわけにはいかないとの思いを持って臨んでいましたが、介護が終わった後でも、自分の身体のことに気をつけなければいけないと感じたそうです。
参加したみなさんも、Aさんの話を聞いて、体調には気をつけなければならないと改めて実感されました。
次回は、12月12日(木)13時より、稲築住民センター2階会議室で開催します。ぜひご参加ください。

双子ちゃんとバス

先日、1歳の双子を育てているAさんに出会いました。Aさんは、バスに乗って、保育園の送迎をしているそうです。乗り降りが大変ではないかなと思い、話を伺うと、Aさんは笑顔で「保育園の近くにある高校の生徒さんが手伝ってくれるよ」とのことでした。
高校生の日々の思いやりを感じました。

地域の方々の温かい見守り

地域の方から、「Aさんの様子が気になる」との連絡がありました。
法人後見事業の利用者でもあるAさんは、朝と夜の判断がつきにくく、夜中に一人で外出することや物忘れが多くなっているのですが、なんとか自宅で生活することができています。
今回はAさんが、数年前に亡くなった奥さんを探しに、店舗に訪ねてきたとの話がありました。「今日は来ていないよ」と答えたそうですが、後になって、近所のAさんの事を思い出し、社協に連絡を入れてくださったそうです。
以前も、夜間に外出していたところ「一人で帰れますか?」と声をかけてくださった方がいたようですが、地域の方々の温かい見守りもあって、Aさんは安心して生活できているのだと改めて感じました。

インフルエンザ予防接種

肌寒くなってきました。私の周りにも風邪をひいている人が増えています。これからインフルエンザにかからないよう注意することが必要です。
看護師さんに、子どもの予防接種について尋ねました。生後6カ月から13歳未満までは2回するよう勧められています。1回目を10月に、4週間程あけて2回目した方が良いようです。13歳以上は通常1回ですが、2回することもできるそうです。
注射を嫌うのは、子どももおとなも一緒ですが、病状の悪化を防ぐ有効なものです。持病がある方やアレルギーのある方は、かかりつけ医に相談し、元気に冬を乗り越えましょう。

嘉麻ふれあいまつり2019

11月9日(土)、10日(日)に嘉麻ふれあいまつり2019が開催され、本会職員も実行委員として参加しました。
今年は「うまいぞ!!かまのメシ!!」と題して嘉麻市の食材を使った食べ物をテーマにして行われました。今年も晴天に恵まれ多くの方々が来場され、子どもからお年寄りまでみなさん様々な催し物を楽しみました。
会場内を歩いていると、日頃からお世話になっている地域のみなさんから声をかけていただきました。
子どもからお年寄りまで楽しめるふれあいまつりが今後も続いていって欲しいなと思いました。