1月21日(火)、碓井住民センターで行われた、嘉麻市役所主催の受援をテーマにした災害対策本部設置運営訓練に参加しました。
受援とは、他の機関や団体から人的・物的資源等の支援や提供を受け、効果的に活用することです。大規模災害では、防災対応の内容・量も拡大するため、被災した地方公共団体単独での対応は難しく、応援とその受け入れが重要となってきます。この訓練では、市の災害対策本部の各対策部に時間の経過とともに状況が付与され、その対応を協議して、必要に応じて応援機関と連携を行うというものでした。
今回は、応援機関という立場で参加し、発災初日~3日の段階で、ボランティア等のニーズがあった場合を仮定して各対策部と連携して対応を行いました。ニーズによっては、社協だけで対応ができない場合もあり、その際は、他の応援機関や対策部から助言をもらい対応しました。
大規模災害が起きた際に積極的な連携ができるように、日頃からネットワークづくりを行うことが大切だと思いました。
月: 2020年1月
おしゃべりサロンを開催
1月18日、おしゃべりサロンを開催し、2家族3名が参加しました。前回のサロンで、不登校に悩む方がおられたことをきっかけに、学校を休みがちなお子さんを育てるお母さんに声をかけ、少人数で開催しました。
講師は、同じ悩みを持ち子育てをしている原田恭子さんです。フラワーアレンジメントをしながら、子どもの幼少期のエピソードや不登校が始まったきっかけ、教師とのやり取りを振り返り、「そうそう、わかる」「そんな考え方もあるんだ」と、それぞれの経験を交えて話すことができました。
原田さんは、学校に行かせようと必死になり、子どもとぶつかってばかりいた頃が一番つらかったかもしれません。今思うと自分の行動を後悔することもあります。周りの理解も得られず、「なぜ、どうして」思うことがありました。そんな思いを抱えながら子育てをしている人たちと、つながる場があればいいなと、今日のサロンを振り返られました。
嘉麻い隊うすい⑨
1月17日(金)、笹原公民館で嘉麻い隊うすいを開催し、3名が参加しました。
7月に笹原行政区で協議体を行った際に、公民館で集まりたいという話を聞き、メンバーのみなさんとサロンの立ち上げに向けて取り組みました。11月にサロンを立ち上げ、月1~2回、5~6人が集まり、市の出前講座を受け健康に関する話などを聞いているそうです。
また、笹原行政区では、福祉バスや市バスの利用している方が多く、デマンド運行型バスについても知りたいとの声を受けて話をしました。今後は、デマンド運利用登録をしたいとの意見が出ました。
最近、Aさんが転んだ時に、Bさんに連絡があり、家に様子を見に行ったとの話やCさんに草取りや電球換えのことを相談しているとの話がありました。ご近所に、相談できる人がいることは心強く感じているとの話もありました。
来年度は地域のアセスメントしながら、困り事を抱えている方と協力してくれる人とをつなぐ仕組みづくりに取り組んでいきたいと思います。
<次回>
2月21日(金)13:30~
碓井公民館
どなたでも参加できます。
令和元年度日常生活自立支援事業専門員研修(後期)に参加
1月17日、クローバープラザで開催された令和元年度日常生活自立支援事業専門員研修(後期)に参加しました。
西東京市社会福祉協議会福祉支援課課長補佐関根裕恵さんが、「日常生活自立支援事業における組織対応と他機関との連携」をテーマに話されたのち、久留米市と朝倉市の社会福祉協議会から提出された2つの事例をもとにグループワークを行いました。
関根さんは、アセスメントシートを埋めるために情報を聞くのではなく、今までの生活を想像しながら、エピソードを点と点でつなぎその人の物語を作りながらアセスメントすることやこれから類推できることを考えながら、支援方針を決めていくことが大切だと話されました。
それぞれの社協で、職員数や相談を受ける体制は異なりますが、組織内で、この事業は難しい相談だから担当者だけが関わればいいと考える社協もあり、1人で悩みや不安を抱えている専門員もいました。市町村方式に移行してから、初めて専門員の業務に携わる方もいます。専門員同士のつながりができ、相談し合える関係ができたらいいなと思いました。
なつきちゃんひがし⑨
1月16日(木)、枝坂公民館で第9回なつきちゃんひがしを開催し、11名が参加しました。
今回、参加したAさんが、合併前の稲築町社協の広報紙を持ってきてくださいました。表紙には、枝坂のサロンでおはぎもちを作る様子が載っており、「次は子どもたちと作りたいです」と大きく書いてありました。Aさんはこの広報紙を眺めては子どもたちとの交流ができないかと長年考えていたそうです。
Aさんの話を聞いて、参加したみなさんからは、子どもたちとの関わりを通じて子どもたちの感性を育てる手助けができ、高齢のみなさん自身も生きがいを感じることができるのではないかという意見がでました。
枝坂行政区では、多世代の交流も視野にいれて、「みんなで明るく、楽しく健康で暮らせる地域」を目標に地域づくりを進めることになりました。
なつきちゃんにし⑨
1月16日(木)、第9回協議体「なつきちゃんにし」を漆生東公民館で開催し、16名が参加しました。
前回の振り返りを行い、今後の協議体の進め方の参考にするために嬉野市の取り組みを紹介しました。
漆生東行政区については、昔ながらの炭鉱住宅に住む方と、公営住宅の入居者の年齢層に差があることや交流する機会が少ないとの意見が挙げられました。また、組内による回覧板制度がなくなることで今以上に集まりづらくなり、近所の方と話す機会も減ってしまうのではないかと心配する声も寄せられました。みんなで買い物に行く日を決めるなど、新たな交流の場をつくれないかと想像を巡らせました。
今後は、温かい地域をつくるために何ができるのかをミニ協議体で話し合うとともに、カラオケで集まるメンバーを対象にデマンド運行型バスの説明会を計画することになりました。
次回の協議体は、2月20日(木)13時30分から、漆生中央公民館で行います。
どなたでも参加できますので、お気軽にお越しください。
かま福祉ネットワーク
1月14日、かま福祉ネットワーク委員会及びふくおかライフレスキュー事業嘉麻市部会を開催し、26名が参加しました。
ネットワーク委員会の役割を整理したのち、来年度の委員会の活動について話し合いました。事例検討会や災害時の対応など、学びたいことや整理したいことなどを出し合いました。今日は、グループワーク形式で行ったため、発言しやすく様々意見が出ました。決まらなかったことについては、役員会で考えていきたいと思います。
いつまでも笑顔で
グループホームで暮らすAさんとは、月に一度は必ず会って話をするようにしています。先日、いつも笑顔で迎えてくれるAさんの部屋の壁に、筆で書かれた作品が飾られていました。
「怒るより利口でかわいいあほになれ 笑てなはれや〜」と書かれています。
浪花楽笑こと田中幸男さんの著書「笑てなはれや〜」を見本に書いたのかもしれませんが、言葉選びがAさんらしいなと思いました。
Aさんにはいつまでも笑顔でいてほしいなと思います。
フリースペースを開催しました
先日、今年初めてのフリースペースを開催し、4名が参加しました。みなさんと年末年始の過ごし方や最近の気になるニュースなどを話し、思い思いに過ごしました。
ご家族からフリースペースでは笑って過ごしているけど、家では張りつめていると話されたことがあります。みなさんに穏やかに過ごしてもらえたらと思うとともに、フリースペースの意義を改めて考えました。
寄ってこハウスで、毎週木曜日の13時30分から開催してます。ひきこもりで悩んでいるご本人やご家族の方など、参加希望の方は下記までご連絡下さい。
記
かまひきこもり相談支援センター
0948ー42ー0751