生活支援コーディネーター連絡会

平成30年1月17日(水)、稲築地区公民館にて生活支援コーディネーター連絡会が開催され、県内の生活支援コーディネーター80名以上が参加しました。

初めに、協議体についての説明がありました。住民が主体となって、地域の方に仕組みや協議体の方向性を決めてもらうことや、そのためには生活支援コーディネーターが、今ある社会資源を見える化することが大切であると学びました。
また「我がごと丸ごとの地域づくり」において、地域の連携が必要であること。地域の方に協議体に参加してもらうには、生活支援コーディネーターが地域に出向き、その行政区の生活や困っていることを身近に感じることが大切であると教えられました。
その後、2人組をつくり、生活支援コーディネーターとして取り組みたいことやそのために必要なことを2分間で話し、感想やアドバイスを伝え合いました。
今回の連絡会で、生活支援コーディネーターとしての姿勢や役割を改めて認識することができました。

嘉穂ますます会⑩

 1月15日(月)、足白公民館にて第10回協議体 嘉穂ますます会を開催しました。公民館周辺には雪が少し残っていましたが、寒い中19名の参加がありました。

 行きたいところへ行ける仕組みづくりでは、お試し乗り合いタクシーをまずは協議体参加者で体験してみようということになりました。アンケートの結果で買い物にお困りの方が多かった千手・足白・宮野の民生委員さんに協力してもらいたいとの声があがりました。また、お試しする際に確認したいことを、事前にまとめたほうが、より有意義になると意見が出ました。
 その後、電球の取り換えや、庭の草取りなどのちょっとした困りごとを、30分300円の「てご券」を用いて引き受ける、日田市の取り組みについて、協議体メンバーの方から提案があったので、みなさんと率直な思いを話し合いました。「嘉穂地区にもあったらいいなと思うけど、窓口をどこにするのかなどリーダーシップをとってくれるところを見つけないといけない」「高齢化は進む一方で、地域住民だけの支え合いでは限界があるので、企業を巻き込んでいきたい」と声があり、まずは同様の活動をしている稲築地区の話を聞いてみようということになりました。
 本日は糸島社会福祉協議会からの視察があり、「地域の方の意見の1つひとつを丁寧に聞き、みなさんと一緒に考えていくことが大切だと思いました」と言われていました。

 次回は2月19日(月)10:00~夢サイトかほで開催しますので、是非ご参加ください。

自分の住んでいる地域のことを話しませんか?

本会では、高齢者介護課から生活支援体制整備事業を受託し、5つの中学校区で地域のことを話し合う協議体を毎月開催しています。もっとたくさんの市民のみなさんに参加してもらえるように、来年度は地区公民館での開催を増やしていきたいと考えています。
年齢を重ねると、生活の中で困ることや不安に感じることが増えていきます。その困りごとや不安を、一人だけの問題とするのではなく、地域の中には同じ困りごとを抱えている人がいるんだという視点で、地域で解決できる仕組みづくりを目指しています。
協議体は誰でも参加できます。また協議体の開催に合わせて、出張相談窓口も開設していますので、ぜひご参加ください。
・稲築西地区、東地区
1月18日(木)、2月15日(木)、3月15日(木)、いずれも時間は10時から、場所は稲築保健センター3階です。
・碓井地区
2月9日(金)碓井地区公民館、3月9日(金)人権啓発センターあかつき、いずれも時間は13:30からです。
・山田地区
1月16日(火)山田市民センター、2月13日(火)山田生涯学習館、3月13日(火)山田生涯学習館、いずれも時間は13:30からです。
・嘉穂地区
1月15日(月)13:30~足白公民館、2月19日(月)10:00~夢サイトかほ、3月12日(月)13:30~夢サイトかほ

なつきちゃんひがし⑨

12月21日、稲築保健センターにて第9回協議体「なつきちゃんひがし」を開催し、12名が参加しました。
まず初めに、稲築東地区で活動をしている各団体から、活動状況を報告してもらいました。
花壇づくりについては、行政区長とメンバーの協力のもと、ビオラやグラジオラスなどの花を植えたそうです。銭代坊子ども会からは、もちつき大会の案内がありました。
続いて、今回の話し合いの中で、来年度の協議体について意見を出し合いました。メンバーからは、「水面下において、みんなで熱心に動いていかないと話が進まないのではないか」「協議体は、様々な団体が集まって話し合い、垣根を越えて協力できるようなしくみをつくっていく場にしたら良いのではないか」との意見が出ました。来年度は、より地域に密着して話し合いができるように公民館などを回り、多くの方と一緒に地域について考えていけたらいいなと思っています。
次回は平成30年1月18日(木)10時から稲築保健センターで開催されます。どなたでも参加できますのでぜひご参加ください(^^)

なつきちゃん にし⑨

12月21日、16名が参加して第9回なつきちゃんにしを開催しました。
買い物支援のチラシについては、お試しを予定している行政区から、区長さんに相談して回覧することを確認しました。また、相談を受けてから稲穂園さんにつなぐまでの手順についても話し合いました。
買い物支援については、ある程度方向性が決まったため、今後の協議体の進め方について、みなさんで話し合いました。その中で、高齢者や子どもの見守り機能のある「みまもりCUBE」の紹介があり、システムや操作方法について、みなさんから様々な意見が出ました。
また、来年度の協議体は、市民の方への周知を図るために地域の公民館を巡回してみることになりました。内容については、次回の協議体までにメンバーそれぞれが考えます。
次回は平成30年1月18日(木)10時から稲築保健センターで開催されます。どなたでも参加できますのでぜひご参加ください

あっとふるやまだ⑨

12月12日(火)、山田活性化センターにて、第9回あっとふるやまだを開催し、本会職員を含む12名が参加しました。

嘉麻市商工会議所の中西さんから、買い物応援バスとカーブーツ嘉麻について、話してもらいました。カーブーツとは、車のトランクを開けて出店するスタイルのフリーマーケットで、ハンドメイドの雑貨やリサイクル品等を販売するそうです。また、商工会議所では、スーパーが閉店し買い物に困っている人たちのために何とかしたいと奮闘しているが、商店の高齢化やマンパワー不足が課題となっていることなどを教えてもらいました。
その中で、本年度イベントとして企画したカーブーツ嘉麻を、来年度は定期的に開催し、地元の商店からも出展してもらったり、食品や日用品などを販売ができないか検討されているそうです。メンバーからは、「高齢者も楽しく買い物できそうだね」「店を空けることができない地元商店に代わって商品を販売するボランティアがいればいいな」「商工会議所が買い物の仕組みを考えているのであれば、協議体では会場までの移動手段を考えてみたい」等、たくさんの意見がありました。今後は、商工会議所と協力し、地域のみなさんが買い物しやすい仕組みを考えていきたいと思います。
次回の協議体は、平成30年1月16日(火)に、山田市民センターにて開催します。ぜひご参加ください(^^)

嘉穂ますます会⑨

12月11日(月)、下牛隈公民館にて、第回嘉穂ますます会を開催しました。今日は新宮町の担当課や社会福祉協議会から7名の方が視察に来られ、本会職員を含む25名の参加となりました。
 前回の協議体で、お試し乗り合いタクシーを千手地域でやってみようと決まったので、行き先をどこにするのか、実施する際の課題、事前に声かけすべき企業などについて話し合いました。「やってみてどうだったのかを知るためにも、まずは、民生委員さんに体験してもらってはどうか」「タクシーの運転手さんに手引きなどの介助や荷物運びまでお願いしたら負担になる」などの意見が出ました。今日は大隈タクシーさんが来られなかったので、詳細は相談の上で、決定していくことになりました。
 その後、来年度の協議体の開催場所や日程、協議体に参加してもらいたい企業などについて意見を出し合いました。さくら学園さんや嘉穂地区の各スーパー、消防団や病院にも声かけし、まずは協議体を知ってもらい参加を呼びかけることになりました。

 新宮町の方からは、「活発に意見交換され、楽しまれている様子で素晴らしいなと思った」「お試しでまずやってみるということが大切だと思った」などの感想が聞かれました。
 次回の嘉穂ますます会は、来年の1月15日(月)に足白公民館で開催します。協議体はどなたでも参加できます。みなさんのお越しをお待ちしています(^^♪

嘉麻い隊うすい⑨

12月8日(金)、上臼井公民館にて第9回協議体「嘉麻い隊うすい」を開催し、10名が参加しました。

久々に参加された方もいらっしゃったので、自己紹介と今までの振り返りを行った後、上臼井行政区副区長の福田さんから上臼井の行事や繋がりについて話してもらいました。
昔から地域にある日吉神社では、隣組が交代で掃除を行っており、その集まりが地域のつながりになっていることや上と下地区に分かれて開催される盆踊りの違いなどを教えてもらいました。
最近は、若い人たちが減っており、高齢化も進んでいることから組に入らない人も多いという、ほかの地域でもある課題があることも分かりました。今、立ち上げの準備をしている自主防災組織の取り組みが、災害などのいざという時の繋がりになればいいねとの意見が出ました。
次に参加者のみなさんと、今後の協議体の進め方について話し合いました。今回の協議体で、上臼井のことをよく知っている方から話を聞くことで、地域のことを知ることができたので、それぞれの行政区の人と繋がり、人や行事などを見える化して、地域マップを作っていくのもよいのではないか。その中には、みなさんが知らない社会資源がたくさんあると思うので、それ発信してみてはどうかとの意見がありました。今後の協議体において、碓井地区のマップ作りを整理していきたいと思います。
次回は、1月12日(金)西郷公民館にて10時から開催します。協議体は、みなさんの思いや考えを話す場です。ぜひご参加ください。

平成29年度 福岡県生活支援コーディネーター養成研修 2日目

12月1日(金)、平成29年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修の2日目が、飯塚市商工会議所で開催されました。
最初に、本会事務局長の木山から生活支援コーディネータ―独自の視点や役割について話しました。仕組みづくりは、先に要項を決めるのではなく、実践してみてそれを積み重ねた後、要綱づくりをしていく「帰納法」について説明を受け、そこに繋がる住民主体を考えました。また、する側とされる側の関係ではなく対等性をつくり、誰にでも出番がある地域社会をコーディネートしていくことが大切だと学びました。

午後は、うきは市社会福祉協議会の相良さんと中川さんから、高齢者に係る地域アセスメントの手法について伺いました。地域に出て、五感を使って情報収集し、地域の実情に応じた手法を見出すやり方を学び、話したことをわかりやすくまとめたマインドマップを紹介されました。

その後、グループごとに生活支援コーディネータ―を一人決め、協議体の話し合いに見立てたグループワークで、移動や買い物の仕組みについて話し合いました。「どうしたらよいか悩んでいたので、同じ思いを持つ人とたくさん話せて楽しかった」「事例発表を聞いたり情報交換できて、自分の地域に重なるところがあったので生かせると思う」と参加者から声が聞かれました。
地域のみなさんが主体となる地域づくりや協議体のあり方について学んだことを、今後の協議体や普段の仕事に生かしていきたいと思います。

新生活支援事業勉強会

11月27日(月)、さわやか福祉財団の呼びかけで新地域支援勉強会が、本会会議室で開催されました。
山口県防府市健康福祉部高齢福祉課の中村一朗さんから、防府市で展開されている協議体から生まれた住民主体の活動について話を聞きました。
「幸せます健康くらぶ」という移動支援の仕組みや、仕組みづくりのきっかけが地域ケア会議や地域の方との雑談の中にあったこと、それらのヒントが居場所や助け合いの仕組みに繋がったことなどを具体的に教えてもらいました。あったらいいなと思う仕組みを協議体で話し合ったら、まずは積極的に、かつ柔軟に試してみることで、そこから新たな道が開けることもあるとアドバイスをいただきました。また、社会福祉法人等はもとより、必要であれば福祉とは関係のない企業との連携も大切だと改めて思いました。
急遽決まった勉強会でしたが、61名とたくさんの方が来てださり、各市町村の進捗状況や悩みなどを共有し、和やかな雰囲気で勉強会が終了しました。その後会場では、参加者同士が名刺や情報を交換され、交流の場となっていました。
勉強会で学んだことは、今後の協議体に生かしていきたいと思います。